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~『ソロ社会』に想いをよせて【4問】~

結婚相談所を営んでいる以上、このソロ社会に対する捉え方は、避けては通れない難題ですね。

今回は、ソロ社会を心の時代とリンクさせ、可能な限り、私の考えをお伝えします。

一問一問、熱い想いをよせたため、それぞれ長くなってしまいました…

あなたが、『人生』を、『未来』を、真剣に考えておられる人でしたらどうぞ、最後までおつき合いくだされば、うれしいです。

では、まいります。

独身を生きることについて、考えを聞かせてください。

一人身

あと20年もすると、独身者が、人口の半分になるという統計が、いたるところで伝えられていますね。
結婚に対して、彷徨うみなさんにとっては、チョッピリ安心するような未来にもなるのでしょうか...

一人身の良さは、自由気ままで快適ですし、日常生活では、何も気にすることなく、この自分さえ、社会とマッチしてさえいれば、生きぬいてゆける...そのような人生にもなっていきますからね。
その自由さを味方に、社会に実績を積み重ねていき、やがての、その未来の姿に、こころ躍らせ、日ごろの生活を、楽しみに生きることができますものね。

でも...
でも、この世は十人十色。そのような人たちの中でも、やはり思考が、人生が分かれてしまう現象は、避けられるものではありません。どんどんと社会性をもって稼いでゆける人と、同じ環境を生きていても、なかなか、思うようにいかない人と...。
稼ぎもよく、人生を謳歌している人でしたら、当然、結婚なんて必要ないと感じるでしょうし、そうでない人は、社会とも、人とも、上手くいかずの、悩みの深い溝に落ちていってしまう恐れもでてきてしまいます。
これら結婚にまつわる、二通りの選択が迫られる時代。

そのような時代であっても、喜べる人。
そのような時代であるからこそ、悩んでしまう人。

あなたは、どちらの自分を生きるか、はっきりと決めきっておられますか?

時代はもう、個人レベルでの情報発信が盛んな毎日。それぞれの価値観のままに..。
それが許される時代になったのです。その中に生きているという自覚をもちましょう。

自分の生き方。
自分は、どのように生きてぬいてゆくのか。

自分との向き合い方次第で、この独身にまつわる、これからの時代の、この価値観の違いは、吉にも凶にもなり得るのです。

ソロ社会の波を乗り越えてゆくには、どうしたらよいのでしょうか。

令和

この時代は、多様な価値感が生れ、今までの価値観が覆る、そんな時代の訪れとして、スタートしました。
また、『心の時代』ともいわれてきています。

そのような、変革・改革の社会になってゆく時代だからこそ、一人ひとりの、こころとの向き合い方が大事ということなのです。

当然、今までの生き方をもう一度みつめ直し、立ち向かっていかねばならぬ時代です。その世の中で、実際に生きてゆくあなた。社会との摩擦であったり、自分自身との葛藤であったりと、自身のこころと常にすり合わせ、社会と向き合わなければならない...そんな時代、そんな毎日、そんな現実なのです。

ひとり...

今は、個人レベルでの情報発信が盛んです。いろんな知識やスキルが、スマホ片手に、いつでも、どんな時にでも簡単に知ることができ、学ぶことすらできる今。ありとあらゆる情報がそこにはあり、時間をもてあますことなどないくらいですよね。

そんな こんな世の中を生き、あなたはどのように、未来を生きていきたいのか、しっかりと自分を知ることです。すべては、自分の心もち次第になります。渦を巻く、この時代の、世の営みを浮かべただけでも、マッチできない人は、疲労感や倦怠感などの、体調不良からくるストレスが生れてきそうですよね。
稼ぎもよく、人生を謳歌している人でもふと、こころを留め、立ち止まってしまう時もあるでしょう。

そんな自分に出逢った時に、あなたはどう感じるか!
そんな自分に出逢った時でも、あなたは誇らしげであるか!

人は、一人では生きてゆけるものではありません。
自分だけが感じる、その違和感。そこに、素直に、あなたらしく向き合っていてもらいたいのです。
仲間との笑いでごまかし過ごすのではなく、その時こそ真剣に、本気に、ご自分の人生と向き合うのです。

あなたの、その素直さから導きだしたその未来を信じ、その選択を誇りにもち、その道を選んでみるのです。

どこから情報得ても、誰からアドバイスを得ても、でもすべての責任は、自分です!
そのような意識をもって判断し、挑んでゆくことが、その後の未来に大きく影響してゆくものとなります。

価値観の違いは、何を生みだすのでしょうか。

不安

価値観の違いを感じた時に人は、不安に襲われることが多いものです。

安心

こちらは、誰もが望む感情ですよね。
価値観が同じであれば、人は、その人との間に、安心感を持つものです。それが同性同士なら、同盟を結ぶくらいの勢いや強さを持ちます。また、そのくらいの強い団結は、同性なら結びつきやすいものにもなります。

ですが...
人とは、人間とは、他人と同じ人生を歩むことができない生きものです。いつまでも、同盟結んだ人と、同じ人生であるわけがないのです。

自分だけの人生...

どんな時に?
どんな瞬間に?
どんなタイミングで?

その人に訪れる出来事なんて、神のみぞ知る世界です。
それは、偶然ではなく、すべて必然的に訪れてきていることなのです。意味あって、向こうから訪れて来るのです。そのことに対して、どのように捉え、どのように感じ取り、どのような想いで受け入れることができるか...。

その訪れに、意味するものは?...

そういう時にこそ、自分の、素直な心と向き合わせ、自ら導く...そのようなこころの作業をして欲しいです。
そのような瞬間が訪れているにもかかわらず、安心を選び、安泰を選んでいる未来のあなたの姿は、どのように映るのか...
そのような岐路に立たされた時に、しっかりとした判断ができる自分でなければなりません。

きちんと、判断のできる自分。
しっかりと、肯定できる自分。

人と違う感情を持った時、あなた自身の『素直さ』を、どこまで深く、その現実とすり合わせられるか...
未来の方向は、その瞬間に決まるともいえるのです。

『男』と『女』の違いを知ることの大切さについて、教えてください。

男と女

今は、いろんな性が存在しますが、でもこの世は、男と女しかいません。
一番違いを感じる人間同士ではないでしょうか...

違いを知るところに、自分を知る
違いを感じるところに、自分を感じる

人間性の違いを知り、性の違いを知る。
この二つを活かし合うことは、職場でも、他のコミュニティでもよくあることです。一般的に社会では、男性でも女性でも、一定の決まりがあるところでは、その趣旨にそうような振る舞いや行動が強いられます。

男性だから...
女性だから...

この違いを感じるにも、複数に囲まれてしまうと、そのような違いを、身に沁みて味わえるような状況というものは、少なくなるでしょうね。

恋愛

これは、通常の意識からですと、男女二人だけの関係になります。
その性の違いも、肌に、こころにと、直に感じとれる関係にもなります。違いを知る中で、自身の存在の意義を、自ら問いかけることもできます。そこに、気づきがあり、学びがあり、導きも得られるものなのです。

男性は、『寂しさ』に弱い生きものです。いくら、社会的に、立派に生きていようとも...。
女性は、『命宿せる身体』を持たされ、この世に生み出されてきているので、男性とは違った強さを持ちあわせています。
この二つの性が交わるところ...

いくら、社会的に華やかに、ステキさかっこよく、人生を楽しんでいる女性でも、男性の、その肌にふれれば、自分にない強さ、逞しさを感じるものです。
また、男性は、いくら母親の愛情を深くそそがれてきていても、いくつになっても、女性の、その温もりが欲しいものなのです。幼きこころのままに...。
その交わるところに、

『生きぬく活力』

何にも代えがたい、そのパワーが宿るものなのです。

どのような世の中になっていこうとも...
どのような時代になっていこうとも...

人間として生まれた以上は、それぞれが、それぞれに持つ本能と、素直に向き合い、未来に活かしてゆく営みが、一番最強の活力となります。
そして、悔いのない、

『肯定できる人生』

そのような、命の終わりを迎えてもらいたいものです。

あとがき

結婚

こころの時代としてスタートした、この時代。
この二文字の存在の意義は、私は、恋愛の延長上にあるべきものと映ります。本来に戻るようにも感じまた、そのようであってほしいとも願っています。

結婚を、恋愛の、その営むこころの作業過程を抜きにして考えるから、この時代、否定的な考え方が先走るのです。恋愛という世界の中で、大いに、自らのこころを揺らし、揺らし合って、自分という人間を学び、知るがいいのです。
自身の存在というものを、知ることが大事なんです。

そんなこともせずして生きていると、人のこころなど、知ることなどできないですし、自身のこころすらも、知ることのない人生になるのです。また、そんなこころには、引き寄せる魅力すらも、宿るものではありません。
それよりも、なによりも、自分自身の、

『こころの質』を高める努力
『人間性の質』を高める努力

そのような取り組みの、こころの営みに人は、自然とこころが魅かれるものです。自分が望まずも、向こうから、ご縁が寄り添ってくるチカラとなり、放つ光と成していきます。

自身のこころの痛み、苦しみ、悩み、悲しみを知り、真正面から向き合うことが、目の前のお相手に、想い寄せるこころとなり、優しさとなり、温もりとして、届いてゆくのです。
そしてまた、そのような過程を歩んでる人は、そのこころ模様が、人にはマネのできぬ魅力となり、発信され、輝き、やがては、惹きつける、引き寄せのチカラとなり、ご縁を自ら寄り添わせることも可能にしてしまうのです。

『自分を変える旅から、自分に還る旅へ』

あるwebサイトに綴られていた言葉です。

社会の移りかわり
時代の移りかわり
思想の移りかわり

どれもみな、自然な、この世の流れです。
いくつになろうとも...

魅力ある人生
美しき人生

そんな生き方をしていきましょ!

私とともに…